10月12日(木)に横浜口腔インプラント研究会主催の月例会で「もう一つの血液検査データーの読み方〜分子栄養学を臨床と自分に活かす〜」と題した無料セミナーを行います。どなたでもご参加できるそうです。みなさん、ぜひご自身の血液検査データーをお持ちになってご来場ください。
検査で異常ナシ・検診でA判定だから関係ないヨ…いやいや、そうじゃないんです。このセミナーでは、血液検査データーから糖質過多・タンパク脂質不足・ビタミンミネラル不足・ストレス・活性酸素・胃腸状態を読み解く方法をご紹介いたします。
ご自身の健康のため、さらには患者さんのために、多くのかたにぜひとも知っていただきたい内容です。しかもなななんと無料!ですので、これは行くしかありませんね。鶴見大学でお会いいたしましょう!
横浜口腔インプラント研究会 月例会
2017年10月12日 17:30~20:00
鶴見大学記念館 3階 第4講堂(横浜市鶴見区鶴見2-1-3)
もう一つの血液検査データーの読み方
〜分子栄養学を臨床と自分に活かす〜
演者は昨年本会にて「インプラントロジストに必要なレーザーとマイクロスコープの基礎知識 〜インプラント周囲炎にどう対応するか〜 」と題してお話しをさせていただいた。その時もしかしたら、Er:YAGレーザーと顕微鏡さえあれば、インプラント周囲炎が解決できると短絡的に思われれた方もいらっしゃったかもしれない。しかしその治療には、もう一つ重要な視点が必要である。それが生体の持つ治癒力を最大に引き出すための「栄養」の適正化である。
一般的な医療は「患者に栄養不足などありえない」との前提で行なわれている。しかしすでに内科・皮膚科・心療内科などで実績を挙げている分子栄養学的な診断によれば、ほとんどの人に栄養の過不足・ストレスによる活性酸素増加・胃腸障害による消化吸収不全などが見られ、それに伴う細胞機能の低下を診る。このままではどんなに優れた技術を屈指したとしても、思うような効果は出にくい事は容易に想像できる。
そこで今回はその分子栄養学の基礎をご紹介すると共に、実際の血液検査データを用い、標準医療とは異なるもう一つの生化学的評価方法を学んで行きたい。ご参加の皆様にはぜひ自身の血液検査データーを持参いただき、その場で自己評価をしたうえで今後の健康管理にお役立ていただきたい。将来的に不定主訴をお持ちの患者さんに応用していただければ、新しい信頼関係を築くこともできるだろう。
幸いにも the Quintessence 7月号より「分子栄養学への誘い」と題した連載記事を書かせていたただいているので、事前にご一読いただければ理解はさらに深まるだろう。会員諸氏のお役にたてれば幸甚である。